Jul 10, 2020
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アフリカの主要なテック都市では、リモートワークだけでは職場の生産性は上がらない

急速な経済成長を遂げるアフリカにおいて、インフラの整備や都市における渋滞は喫緊の課題である。しかしリモートワークの推奨だけでは、仕事の生産性を向上させる本質的な解決にはつながらないかもしれない。
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電気通信事業社の「MainOne」のCEOであるFunke Opekeは先日、若い専門家は常に、投資家(その大半が外国人)へのアクセスやスキル、銀行サポートや顧客、そしてインフラ環境など、ビジネスを可能にするものがある場所に惹かれていくだろうと、Techpoint Africaのインタビューで述べている。これは特定の環境に非常に集中している傾向があることを意味している。

ビジネスにおける成功要因があるにもかかわらず、そういった環境に集中してしまうと、施設を過剰に利用してしまい、混雑を招くことも多い。そしてこれは、アフリカの主要なハイテク都市に典型的に見られるものでもある。

調査会社の「Briter Bridges」は2019年最終四半期のレポートを発表し、アフリカのテックハブの数は643にも増加し、そのうち南アフリカやナイジェリア、ケニア、エジプトが42.6%を占めていることを明らかにした。

ラゴスやカイロ、ケープタウン、ナイロビには、技術ハブの最大の拠点として機能する都市がある。興味深いことにこれらの都市では、職場の生産性に悪影響を及ぼす可能性があると報告されている共通の課題、交通渋滞と通勤時間への影響が懸念されている。

渋滞と生産性における相互の包括性

どちらかと言うと交通量が多いというのは、多くの人が仕事を抱えていることを意味する。つまり渋滞は、経済成長と関連しているのは自明である。しかしある研究では、渋滞がある一定の域を超え、通勤者一人あたり年間約35~37時間の移動遅延が発生すると、成長を阻害してしまうという。

ラゴスの事例をみてみよう。2020年のラゴス労働力生産性(LWP)報告書によると、市内の一般的な労働者は年間で平均70時間を路上で過ごしており、その間に生産的な時間が失われていることが明らかになっている。同様の調査では、ケニアの都市部、特にナイロビの通勤者は、毎日少なくとも30分以上の乗り換えにおける遅延を経験している。

おそらくこれらの事例が十分であれば、エジプトや南アフリカのように、このような課題を抱えた他の場所でも同様の状況が予想できる。

例えばカイロはラゴスと並んで世界で最も混雑している都市の一つである。管理された状況であっても、通勤者がラッシュアワーの交通渋滞から逃れることは不可能である。ケープタウンも同様である。

ハーバード・ビジネス・スクールの研究では、仕事の生産性と通勤時間の相関関係について、通勤時間が長くなるとパフォーマンスに悪影響を及ぼすと指摘している。コストがかかるだけでなく、仕事の満足度や離職率の面で、組織的な影響も与えるという。実際に採用担当者にとっては、長距離通勤が決め手になるケースもある。

幸いなことに、リモートワークの導入が従業員の仕事へのモチベーションを回復させることは、リモートワークが可能な環境においては、非常に簡単である。「Andela」や「Twitter」などがそうであるが、実は落とし穴もある。しかし従業員の生活の他の面により注意を払えば、交通機関を避けたり、在宅で仕事をしたりすること以上の満足感を得られることに気付くだろう。

リモートワーク以外の仕事へのモチベーション

LWPの報告書によると、回答者は仕事上のモチベーションを決める際に、自宅からの近さよりも、金銭的な利益やキャリアを発展させる機会を優先しているという。

これは、従業員が適切な報酬を得ることができれば、より長い通勤時間の仕事にも就く可能性があると意味している。著者のエイミー・モリンは、人が行う選択は、彼らを幸せにするものに基づいているものと考えている。

一方で、通勤のストレスから逃れるために金銭的なメリットを無視する人もいる。テックポイント・アフリカの対話型プラットフォーム「Community」で実施された世論調査では、回答者の74%が完全にリモートで仕事をするために減給を受け入れると回答した。

しかしこのレポートでは、減給を受けることは、長い通勤時間と同じくらい有害な影響を与える可能性があると主張している。これに同意した回答者は、在宅勤務を導入したとしても、生産性や経費の削減にはつながらないとしている。長時間通勤の影響を無視することはできないが、この記事で説明したように、渋滞に費やす時間は有効に活用できる。

それでも雇用主の裁量やチームの合意次第では、アクティブなハイテク都市の一部では混雑が続く可能性があるため、上記で述べたようないずれかの要因が長時間の通勤時間の補償になる可能性があるだろう。

翻訳元:https://techpoint.africa/2020/07/08/remote-work-african-tech-cities/

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