家に篭り切る毎日はとても耐え難いものだった。しかし第二波の到来も叫ばれるなか、まだもう少しこの生活が続くことは想像に難くないだろう。
ただ座ってワクチンが開発される日を待つことしか出来ない私たちにとって、何かしらの運動はとても大切なものだ。
ワークライフバランスは昨今では極めて重要な権利であり、人々がより安全に社会的に、そして物理的に関わることができるテクノロジーがあったなら、それは今業界で最もアツいと言える。
ソーシャルメディアは人々がオンラインエクササイズ講座に参加する際のライフラインと言っても過言ではないが、もしテクノロジーが家でのワークアウトを次のレベルに高めることができるとしたらどうだろう。
Extended reality(XR)は人々が再びスポーツに親しむ世界になる為の一つの解決策になり得る。XRは拡張現実(AR)や仮想現実(VR)などのテクノロジーを含み、それらをスポーツに応用する際には、本物のスポーツ用具やリアルな試合展開をシミレーションする為のセンサーを使用する。
これら技術がスポーツに使われれば、人々はソーシャルディスタンスを保ったまま、まるで本物の様な試合をプレイすることができる。
ネットワークを使ってプレイヤー同士を繋ぎ、ヴァーチャルな方法で試合を行う。更にスコアボードやトーナメントを整備すれば完璧だ。
娯楽としてのスポーツを気軽に楽しめる環境はワークライフバランスの観点に於いて必要不可欠であるー今は誰にとってもバランスが取れているとは言い難い。仕事効率を上げるためにも人々との関わりは必要だが、XRはそれをより安全な方法で提供し得る新興技術なのだ。
XRは、このパンデミック下に於いて、人々の競争性のあるスポーツへのニーズを満たしながら、社交の場を提供することができるか?この新しいテクノロジーは、パンデミックに拍車をかけられ、未来のビジネスチャンスへと今にも動き出そうとしている。
参照:(Exclusive)Thailand's fleet intelligence solutions startup DRVR close to raising US$450K funding
バーチャルスポーツについては、以下のリーフレットを参照して欲しい。
翻訳元:https://e27.co/move-over-vr-xr-in-sports-is-the-future-20200803/