Jun 9, 2020
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Covid-19はどのようにしてAI革命を引き起こしたか

Covid-19のパンデミック下で、ラテンアメリカのスタートアップが、機械学習を活用してどのように問題を解決していったのか、いくつかの例をとってレビューする。
この記事は翻訳転載であり、配信元または著者の許諾を得て配信しています。
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Contxto - 人工知能(AI)はすでに"2020年の人気テクノロジー"であった。例えば、ソフトバンクが独自のプログラムが立ち上げ、ラテンアメリカ全体でデータサイエンスやAIのプロフェッショナルを育成し始めたというニュースが挙げられるだろう。このプログラムによってブラジルの「Kzas」やコロンビアの「VOIQ」のようなAIスタートアップにも資金提供が行われたのは言うまでもない。

しかし、コロナウイルス(Covid-19)による問題は、さらに様々な側面でAI活用の可能性を示すこととなった。そこで今回は、ラテンアメリカのスタートアップが、機械学習によってどのように問題を解決していったのか、いくつかの例をとってレビューする。

AIがあなたを"監視する"

この地域のスタートアップは、コンピュータビジョンと呼ばれる技術を使って、離れた場所にいる人々の体温や健康状態の測定を可能にする取り組みを行なっている。

ボリビアの「View-Factor」とサルヴァドール(ブラジル)の「Spot.io」は、この技術を使って空港や公共スペースなどの高リスクな場所における検温を実施している。メキシコの「Roomie IT」は、診療所の代わりに、患者に話しかけ、症状のスクリーニングを行うことができるロボットの開発に成功した。

一方で、コロンビアの「Predicto AI」は、企業が従業員の健康状態をモニターできるようなシステムを携帯電話上で提供することによって、この状況下で有用なテクノロジーへの民主的なアクセスを実現したいと考えている。

問題をフィルタリングする技術

AIを使ったトリアージアプリは、このパンデミック下で、一般的なものとなっている。当然ながら、この方法によって人々はなるべく自宅に留まるようになり、近隣の診療所に駆け込む回数を減らすという重要な役割を果たしている。また、このことは人々の不安を和らげるためのプラシーボ効果も持ち合わせているかもしれない。

チリ政府はAIのボット技術の有効性を理解し、同国のスタートアップ「Cognitiva」と提携して、国民の症状のソーティングをサポートしている。

これらのシステムに提出されたデータは、アルゴリズムが病気の理解を進めるのに役立つ。そして、医療従事者を巻き込まずに、感染の全体的なレベルを観測できるので、公衆衛生に関わる当局は皆その恩恵を受けていると言えるだろう。

関連記事: Social distancing tech from El Salvador’s Spot.io that you didn’t know you needed

話し相手の存在

AIチャットボットは、人々が抱えるメンタルヘルスの問題においても、良き話し相手となることが証明されている。ラテンアメリカではそれを実現するようなバーチャルアシスタント技術を開発したスタートアップがいくつも存在している。例えば、ブラジルの「Ukor」や「Vitalk」、メキシコの「Yana」などが挙げられるだろう。

これらの基本的なアプリケーションは、いずれも無料で提供され、人々は自身の感情的な悩みをこれらのアプリを通じて吐き出すことができる。また、追加の助けが必要な場合は、人間のセラピストに誘導できるような仕組みにもなっている。

いずれにしても、これらのチャットボットは、これまでに多くの人々が経験してきたような治療の、まさに最初のステップを担っていると言えるだろう。

AIにとっての"永遠の役割"とは?

これらすべてのアプリケーションについて考えると、意思形成をする者(=decision-maker)は、政策や制度の中で、このようなタイプの技術により長い目線での役割を求めているかもしれない。AIは、とてつもない負荷がかかっている医療システムの緩和に対して、ある種の道を導くものかもしれない。また、メンタルヘルスの分野でも、おそらくこれまで以上に果たすべき役割があるだろう。

「残念ながら、パンデミックが終われば、メンタルヘルスの問題はさらに増加するでしょう。」ヘルステック「Yana」のファウンダーであるアンドレア・カンポス氏は指摘する。

「不安に苦しんでいた多くの人がうつ病にかかりやすくなり、同様に事業を閉鎖したり、Covid-19で家族や友人などの大切な人を亡くした人にも影響がでてしまうと考えられます。」

カンポス氏は、自粛を通して人々のセルフケアにかける時間も増えたと説明し、彼らのセラピーもその一環だと言う。

軽減策として賛辞されるべきあり、代替策ではないということ

結局のところ、生身の本物の医師に代わるようなチャットボットは存在しない。つまり、(ボットは彼らの負担軽減が目的であり)医師たちはボットの活躍を受けて、より高度なケアを必要とする患者のために時間を割くことになるのだ。

ラテンアメリカの中では、ブラジルとチリがヘルスケアにおけるAI革命をリードしている最適な国である。

両国の政府は、この種のテクノロジーに寛容で、ベンチャーキャピタルも多く、スタートアップを支援している。

どちらかといえば、ブラジルはその人口が多いので、アルゴリズムがクランチするためのデータプールをより多く獲得できるという点において、ラタム内でも大きな優位に立っていると言えるだあろう。

関連記事: Tech and startups from Mexico!

翻訳元: How Covid-19 created an Artificial Intelligence explosion

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