Forwardは、フィンランドのスタートアップエコシステムの中でインスピレーションを受けている創業者たちにスポットを当てた6つの短いブログシリーズです。毎回の記事では、彼らの視点、希望、最大の夢などを6つの質問に分けて紹介してもらっています。私たちの目標は、エコシステムを盛り上げ、インスピレーションを与えることです。このシリーズは、SlushとMaria 01によって共同で作成されています。
Emmi Jouslehtoの起業家としての旅は、彼女が子供の頃から始まったと言ってもいいかもしれません。Emmiは、ナルニア国物語や不思議の国のアリスのように、別の世界に連れて行ってくれる隠された扉のある物語にいつも心奪われていました。想像力とストーリーテリングの背後にある力は、それ以来、彼女の心をつかんでいます。
Emmiは地理学者として卒業しましたが、地理情報学に愛を見出し、10年以上にわたって位置情報ベースのソリューションに携わってきました。キャリアの後半、彼女は地理学者が夢見るあるものを見つけました。それが拡張現実です。Emmiは現在、Arilyn社の3人の共同創業者の一人であり、感情的に魅力的なXR体験を提供する仮想空間の最前線に立つ企業の一つです。
Arilynは、拡張現実と複合現実の世界的なパイオニアの一人です(そう、私たちは2013年に設立されました!)。
私たちは、感情的に魅力的なXR体験で満たされた世界のビジョンを持っています。私たちの使命は、新しいXRに彩られた世界への変化を促進し、クライアントがその準備ができるように導くことです。
Arilynの最初のオフィスが、テウラスタモ(旧ヘルシンキ屠殺場)の古い肉屋のサウナにあったことを知らない人も多いかもしれません。オフィスエリアは天井の窓から自然光がほとんど入らない荒れた状態で、当時は温かいお湯すら入ってこない状態でした。
秋は寒くてコートを着たまま事務所に座っていたほどでした。それでも、最初のオフィスでは内火のおかげでとても暖かかったことを覚えています。現在、そのスペースにはB-Side Barがあり、昔を思い出すために訪れてみるのもいいかもしれません。
この8ヶ月で新しいサービスラインを開発しましたが、私のプロとしての最大の夢は、それをユニコーンビジネスに押し上げることです。私は成長計画を構築し、新しい戦略を実行することに興奮しています。
プライベートでは、2人のティーンエイジャーの母親として、彼らが幸せな大人に成長し、人生の中で自分の情熱とユニークな場所を見つけるのを見ることが最大の夢です。そして、その夢は、何も自分の子どもたちにだけ望むものではないでしょう?私はすべての10代の若者たちのために同じ夢を見ています。
2つ共有したいと思います。
まず、声を上げて助けを求めること。自分を夜通し悩ませるものには、通常、誰かが対処法を知っているものです。そしてその「誰か」は、自分のいるネットワークの中で1つか2つ隔てたところにいるものです。私は自力で問題を解決しようとし、プライドが高くて助けを求めることができないというひどい癖があります。しかし、悩みを共有することで、物事は必ず何らかの形で解決することを学びました。
同じアドバイスは、問題解決だけでなく、ビジネスを成長させることにも当てはまります。自分のアイデアを共有すればするほど、より多くの人に届くようになります。
2つ目のアドバイスは、会社をゼロからスターダムにまで成長させたある成功した起業家の言葉です。
彼は言った言葉はこうです。「Emmi、正直に言うと、会社が大きくなったといって、今よりも楽になることはありません。食べ物は良くなっても、起業家であることは簡単ではありません。」
憂鬱に聞こえるかもしれませんが、私には慰めになります。人生は今ここにあるということです。目標を達成したときに素晴らしいことをするのではないのです。目標を達成しながら、素晴らしいことをすることなのです。それはすべて旅を楽しむことです。それは常に喜びの乗り物のように感じるとは限りませんが。
ワークショップの運営とネットでの会社運営でしょうか。1年前なら、どちらもできないと言っていたでしょう。でも、移行はとてもスムーズに進みました。帽子も編めるようになりました。今までやったことがなかったんですけどね。しかし、2020年のおかげで人は色々なことができるようになります。
人とのおしゃべりからインスピレーションを得ることが多いです。幸運なことに、私には2人の10代の若者がいて、彼らの世界や、彼らがフォローしているチャンネルでトレンドになっているトピックについて、私に教えつづ続けてくれています。そうやってEスポーツから多くのことを学び、"Team Starkid "という素晴らしいミュージカルシアターグループと彼らのオンライン作品を見つけました。また、本を読んだり、オーディオブックを聴いたり、SF映画を見たり、絵を描いたり、犬と自然の中を散歩したり、仕事から切り替えられることなら何でもしています。