エジプトのフィンテックプラットフォームMoneyFellowsは、何百万人ものユーザーの資金調達目標の達成を支援することを目的とし、ベンチャーキャピタル(VC)企業のPartechとSawari Venturesから400万ドルの出資(シリーズA)を確保した。
Money Fellowsは、カイロを拠点とするフィンテックプラットフォームであり、CEOのAhmed Wadi氏が2016年に設立したスタートアップ企業である。
今回のラウンドは、500 Startups、Dubai Angel Investors、Phoenician Fundsに加え、個人投資家も参加した前回の100万ドルのラウンドに続くものである(当時の記事はこちら)。
このスタートアップのプラットフォームは、P2Pレンディングや信用組合モデルをデジタル化することで、ユーザーの金融活動の管理を支援している。
本プラットフォームの特徴は、給与の自動控除、固定支払日、スマートスコアリングシステムなどを有することである。ユーザー評価アルゴリズムによって検証された15万人以上のアクティブユーザーがいるのも強みである。
今回の投資は、エジプトだけでなく、大陸規模での事業展開のために使用されるという。同社はまた、今後数ヶ月の間に多くの新製品を発売する予定と発表している。
Wadi氏は、グローバル規模への事業展開に強みを持つPartechからの支援を受けられることは、MoneyFellowsが海外に進出するのに役立つだろうと述べている。
Sawari Ventures のマネージング・パートナーである Hany Al Sonbaty氏は、MoneyFellowsの事業拡大は人々が身近な範囲を超えて貯蓄できるようにすることに繋がり、より多くの人々が経済的な意識を持つきっかけを作り、ひいてはより多くの人々を支援することになると述べている。
翻訳元:Egypt’s MoneyFellows lands $4m Series A deal