第5期・Google for Startups Accelerator Africaにスタートアップ20社が選出

Google for Starups Accelerator Africaが今年も始動する。第5期となる今期は20社が選出された。参加企業とともに取り組み内容について解説する。
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第5期・Google for Startups Accelerator Africaにスタートアップ20社が選出された。

2017年に開始された同プログラムは、以前まで「Google Launchpad Acceleratorプログラム」として知られ、第4期目までにアフリカ17カ国から47のスタートアップが参加している。

Googleによると、3ヶ月間のプログラムに参加するスタートアップは、メンターシップ、資金調達、PRサポートを受ける権利を持っている。

昨年の第4期では、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ、ガーナ、ウガンダ、ジンバブエから12社のスタートアップが選ばれた。選出されたスタートアップは、Afara Partners、Partners、TradeBuza、Xend、REACH、Tulaa、WorkPay、Elewa、OZE、Eversend、Phenomenal Technologies、Sortd、Brandbookであった。

今年の第5期目は、以前までと取り組み方が若干異なるようである。

まず、COVID-19の影響緩和のため、Googleがプログラムを完全オンライン化し、スタートアップがリモートで参加することになる。

3ヶ月間のプログラムでスタートアップ12社を見た昨年とは異なり、今年はスタートアップ20社の複合クラスを持つことになり、プログラムは6月29日から9月11日まで実施される。また、7月から9月までの毎月、スタートアップによるバーチャルブートキャンプも計画されている。

昨年度の第4期では、金融、マーケットプレイス、ビッグデータ、教育、農業専門サービスを提供するスタートアップが参加した。今年は物流、交通、教育、農業、Eコマース、メディア、健康、専門サービス業界などの参加を予定している。

ナイジェリアから8社、ケニアから6社、南アフリカから2社、ガーナ、チュニジア、エチオピア、ジンバブエからそれぞれ1社のスタートアップが参加している。

ナイジェリアからは、フィンテック系スタートアップのCredpal、イベント発券系スタートアップのFestival Coins、アグリテック系スタートアップのCrop2Cash、保険系スタートアップのCuracel、リーガル系スタートアップのJudy、メディア系スタートアップのStears、貨物系スタートアップのSend、SaaS型ヘルステック系スタートアップのThe Smarthubなどが参加予定である。

ケニアからは、物流スタートアップの AmiTruck、輸送スタートアップの BuuPass、フィンテックスタートアップの Crediation、SaaSヘルステックサービスの Ilara Health、企業向け小売プラットフォームの Uzapoint、EDテックスタートアップの Zuka Data Science などのスタートアップが顔を並べる。

また、南アフリカからは、フィンテックプラットフォームのFrancやメディアスタートアップのBeammが参加を予定している。

エチオピアからは輸送サービスのZayride、ジンバブエからは物流プラットフォームのThumeza、ガーナからは健康系スタートアップAdi+Bolga、チュニジアのフィンテック系スタートアップKaounも参加予定である。

翻訳元:20 startups selected for Class 5 of Google for Startups Accelerator Africa

記事パートナー
アフリカのスタートアップシーンやイノベーションをカバーする、アフリカを代表するデジタルメディアプラットフォーム
執筆者
松尾知明 / Tomoaki Matsuo
中小企業診断士 / Web Writer
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